砂型3Dプリンターは、3D CADデータをもとに、専用の砂を一層ずつ積み重ねて鋳型(砂型)を直接造形する技術です。木型を介さずにデータから鋳型が生まれるため、試作から中型量産の準備まで、鋳造のものづくりの進め方を根本から変えます。
木型工程を丸ごと省略し、図面から造型・鋳造・検査まで最短7日間。
設計変更しても、木型の作り直しなしで次の試作に進めます。
※1 形状・数量・工程条件により変動します。
※2 一般的な木型作成日数(2〜3週間)との比較です。
※木型作成2〜3週間を含む従来フローとの模式比較です。
※費用構成の模式図です。実際の比率は形状・数量により異なります。
木型代が不要。使用済み砂もリユースでき、
材料費と産業廃棄物処理費を同時に抑えられます。
乾いた状態で砂を積層するため、崩れずに薄い形状を再現できます。
薄肉約2mm※3の造形も可能です。
※3 造形条件・形状により異なります。



木型は抜き取りのために勾配(テーパー)※4をつける必要がありますが、砂型3Dプリンターは型を壊さず一体で造形するため、垂直な壁面やアンダーカット形状も自在に再現できます。細い径約φ4mmの鋳抜き穴にも対応可能です。
※4 木型では一般的に1〜3°程度の抜き勾配が必要とされます。
※TMHサンドは吸湿による経時劣化があるため、造型室内の温湿度管理(温度25〜30℃、湿度45%以下)が必要です。


砂型3Dプリンターの精度を支えているのは材料の違いでもあります。天然珪砂は石英質のため溶湯の熱で膨張し、鋳型割れや寸法違いが起きやすい一方、人工砂(TMHサンド)は低膨張質で球体の粒形のため、注湯時の変形が起きにくく、低添加バインダーでも高強度を実現します。

ものづくり産業が「前進する」ことを願い、"To Making Headway" の頭文字からTMHと名付けられました。
試作・造型のご相談は、鋳型1つの注文からでも受け付けています。
図面をお持ちでしたら、まずはお気軽にお問い合わせください。